エンターテインメントから工業利用まで、プロジェクションマッピングの活用・運用をお考えの方へ
情報表示用のデジタルサイネージから、センサーを利用したインタラクティブ要素などをお考えの方へ
VRHMD用コンテンツからプラットフォームを利用した360度ムービーを活用したPRをお考えの方へ
先日、社内で1台iMacを購入しておりまして、MacBook Proのお下がりが回ってきました。
お下がりですが、現状の私のMacBookと比べると、CPUはCore 2 DuoからCore i7、メモリは4GBから8GB。
これは切り替えるしかない!
ということで、お下がりMacにデータを移す方法を考えていたところ、
移行アシスタントが便利だよー♪との情報を社内でGETし、調べてみました。
早速、Google検索をかけますが、すぐに「他のキーワード」を見て怖じ気づくことになります。
何でしょうね、「mac移行アシスタント失敗」って…そんなに失敗するんでしょうか…
調査を続けると、どうやら無線LANを使って旧Macから新Macへデータを移行させようとすると、
ネットワークの状況に左右されるため、移行だけで「残り25時間」となったり、接続が途中で切れてしまったりするようです。
あと、OSのバージョンは同じであったほうが良いようです。
今回は成功率アップの為、外付けHDDにTime Machineでバックアップを行い、それを新Macにコピーする方法を取りました。
まず、新しいMacに外付けHDDを接続し、アプリケーション→ユーティリティ→移行アシスタント を選択します。
※移行アシスタント起動の前に、スクリーンセーバー、スリープモードをOFFにしておいたほうが良いです
Time Machineバックアップからデータを移行という選択肢がありますので、そちらを選択して進めていきます。
途中で「移行する項目を選択」という画面になり、ここである程度移行させる項目が選択できるようです。
今回、MacPortsに「このユーザのデータを転送する必要はありません」と書いてあったので、チェックを外しておきました。
続けて、ユーザアカウントが2つのMacで同じだった場合、以下の画面が出るので、
今回は2番目の「既存のユーザアカウントを、転送するアカウントで置き換える」項目を選択して進みました。
そして移行開始です!
17分?早!と喜んでいたのもつかの間、しばらくすると「残り31分」になっていました。
30分ほど放置しておいた後、確認すると「残り1分以内」と表示されており、一安心。
ところが、一安心してから30〜40分後に画面を確認すると相変わらずの「残り1分以内」…
外付けHDDのランプも点滅していませんでしたので、がっかりしつつウィンドウ左上の×ボタンを押します。
「ここで終了しないことを推奨します」というようなメッセージが出ましたが、このままだと進みそうもなかったので、とりあえず終了。
もう一度最初からやり直すと、「残り31分」→「残り1分以内」と表示されるまでは同じでしたが、
「残り1分以内」と表示されてから30分後くらいに無事完了しました!
この残り時間表示って一体…
完了後に再起動をかけると、アイコンの配置までそのまま移行されており、驚きました。
Photoshop等、シリアル番号をもう一度入れないと使えないアプリケーションもあるようですが、今のところ他に問題はなさそうです。
・外付けHDDにTime Machineでバックアップを行い、そこからデータを移行するのが早い
・OSのバージョンは合わせる(今回は10.8.5同士で行いました)
・スリープモード、スクリーンセーバーはOFFにする
結局一度目に動かなくなってしまった原因は、判明しませんでしたが、もう少し待ってあげれば動いたのかもしれません。
中断する場合はウィンドウ左上の×ボタンなら大丈夫なのかは定かではないので、操作の際は自己責任でお願いします。
今回、1回目の失敗を合わせても2〜3時間程度で完了しましたので、思ったよりは早く出来ました。
容量が150GB程度だったこともあるかもしれませんが。
やはりメリットとしては、操作が少なくて済むことも挙げられると思います。
一つずつアプリケーションをインストールし直したり、
古いMacのデータをまとめて、新しいMacに持って来る作業に比べれば、かなり単純な作業だと感じました。
イベントプロダクション・グラフィックデザイナーを経て、2010年3月に株式会社アイデアクラウドを設立。近年、WEBから得た技術をベースに、プロジェクションマッピング事業をはじめとした先端事業をスタート。