エンターテインメントから工業利用まで、プロジェクションマッピングの活用・運用をお考えの方へ
情報表示用のデジタルサイネージから、センサーを利用したインタラクティブ要素などをお考えの方へ
VRHMD用コンテンツからプラットフォームを利用した360度ムービーを活用したPRをお考えの方へ
この春、オフィスを移転して、アイデアクラウドは一段階規模が大きくなろうとしていますが、徐々に進んでいくオフィスの移転プロジェクトを見ながら、少し寂しさも感じます。デザインプロダクションにとってオフィスは一つの大切な居場所のようなものなので、新しくなる嬉しさと、今のところから旅立つ悲しさも同じように感じます。
プロジェクトが進むに連れて、過去のオフィスの事を思い出したので、今フリーで頑張っているWEBデザイナーや、今後起業したいと思われている方の参考になればと振り返ってみました。
現在で4件目のオフィスとなります。周囲の方から言われるのは引っ越しが多すぎるし、勿体無いとも言われますが、全て必要にかられてどうしようも無くという形で引っ越してきました。以下はアイデアクラウドの引越の履歴です。少しでも参考になれば幸いです。
個人事業主のスタートはマンションの一室でスタートしました。1LDKだったので寝室と作業場は別でしたが、テレビがあってソファがあって生活空間の中で仕事をしていました。居心地もよく、仕事さえあれば一番安定していたし、のんびりとした時間が過ごせていた期間だったと今振り返ると思います。
徐々に事業が拡大してきて、いくらなんでも自分の部屋にアルバイトや従業員に働いてもらうのは難しいと考え、ランニングで頂けている仕事も増えてきたため、移転を決意。SOHO可能なマンションに引っ越しました。1Kでキッチン・お風呂が付いた単身者用のマンションでした。お風呂が付いていると油断すると利用してしまうため、完全に潰して物置にしていました。精一杯過ごしやすいようにと手作りで色々と努力していました。この頃は怖いものも無く、前だけ向いてひたすら仕事をした次期でした。会社や組織の事など考える余裕も無く、ただただ仕事して倒れるように寝てとの繰り返しで、寝袋を常備してずっと会社にいました。
会社化したこともあり、初めてのオフィス物件に移動。これもやはり事業拡大が見えてきて人を入れるタイミングで今のオフィスだと狭すぎるという形で移転が始まりました。トイレも事務所の外になり、リノベーションオフィスだったので、古い中にもデザイン性があり、今までとは異なる環境にワクワクしていたのを覚えています。色々な事件もありましたが、ちょっと会社らしくなってきたところでした。
またまた人で溢れかえったため、今度は不動産屋さんの勧めでオフィスビルへ移転することに。またも、かなり窮屈になり作業効率が落ちていて、これ以上人を増やすことができないというところでの移転でした。オフィスビルは設備が素晴らしく、セキュリティなどを始め、過ごす上で便利な仕組みが多く引っ越した当初はこれがオフィスビルというものかと感動しました。明るいオフィスにと全面採光の窓の部屋などを借りたことで今までとは雰囲気も作業スペースも一変しました。
それでも色々と問題もあったのですが、それでもリノベーション物件の貸しビルと比べるとかなり便利でオフィスとしての機能は格段に上がりました。
オフィスビルの便利さは代えがたいものがあるということで、今回もオフィスビルを選びました。オフィスビルは確かに便利なのですが、デザイン的な制約はかなり有り、名古屋のオフィスビルだと、クリエイターが思い描く最上級のオフィス環境はなかなか実現しがたいものがあると思います。それでも選んだということは価値があるということ。よほどの事がない限りはオフィスビルという選択をこれからもしていくことになると思います。
イベントプロダクション・グラフィックデザイナーを経て、2010年3月に株式会社アイデアクラウドを設立。近年、WEBから得た技術をベースに、プロジェクションマッピング事業をはじめとした先端事業をスタート。