エンターテインメントから工業利用まで、プロジェクションマッピングの活用・運用をお考えの方へ
情報表示用のデジタルサイネージから、センサーを利用したインタラクティブ要素などをお考えの方へ
VRHMD用コンテンツからプラットフォームを利用した360度ムービーを活用したPRをお考えの方へ
現在FLARToolkitを使って色々と開発をしていますが、
表現をより豊にクオリティを高くするためには、
Papervision3D をもう少し使いこなせないといけないなということで、
改めて1から勉強してみようと思い、メモがわりに勉強したことを残していきたいと思います。
今回は「Papervision3D インストールから球体回転まで」。
インストールは普通のソフトウェアと少し異なり、
SVNリポジトリからダウンロードする必要がありますので、
SVNクライアントをまずセットアップします。
クライアントを「svnX」からダウンロードします。
クライアントだけでは動かないので、「Martin Ott」からライブラリもダウンロード。
インストール後下記のようなウィンドウが出現します。
Nameは任意の英文。Pathには以下のURLを入力して追加。
http://papervision3d.googlecode.com/svn/trunk/
リストに追加されたら、追加されたリストをダブルクリック。
ダウンロードのためのウィンドウが開きます。
色々と入っていますが、今回はAS3での開発ですので、
http://papervision3d.googlecode.com/svn/trunk/as3/trunk
以下のファイルを任意の場所にダウンロード。
ダウンロードしたら、ディレクトリパスをFLASHの設定の
ActionScript3の設定からパスを設定。
以上で、インストールは完了です。
上記のようなオブジェクトをPapervision3D で表現します。
今回は外部asから読み込むような形で、コードを制作しました。
事細かくコメントアウトをしましたので、
ご参考までに御覧ください。
package{//<html>のようなもの外部からASを呼び出すときに必要 //ここから必要な機能をインポート。import+機能で呼び出し。 //アスタリスクは全ての命令という意味。 //下記の場合はPV3Dのviewとpromitivesの機能全てをインポート。 import flash.events.MouseEvent; import org.papervision3d.view.*; import org.papervision3d.objects.primitives.*; [SWF(backgroundColor = "#000000", width="400", height="300")] public class MyCube extends BasicView{ //クラス名を指定 class名はasのファイル名と一致させること。 //publicはどこからでも参照できるという意味。 //extendsはその単語以下の機能を継承して使わしてもらうという宣言。 //この場合はBasic viewの機能をこのクラスで使うという意味。 //この機能は上記のimportで取り込んでおかないと使うことができない。 //Basic view.asはディフォルトでカメラを設定してくれるクラス。 //ここからコンストラクタ。コンストラクタはインスタンス //(オブジェクトの実体)を作り、インスタンスを初期化することにあります。 public function MyCube() { //半径300、縦40分割、横40分割の球体(Sphere)を作る var mySphere:Sphere = new Sphere(null,300,40,40); //シーンに配置 scene.addChild( mySphere ); //マウスイベントの定義 stage.addEventListener(MouseEvent.MOUSE_MOVE, onMouseMove); //レンダリング開始 startRendering(); } //イベントの処理の設定-マウスの動きでインスタンスが回転 private function onMouseMove(e:MouseEvent):void { var pitch:Number = -mouseY * 0.5; if (pitch >= 0) pitch = -0.1; camera.orbit(pitch, mouseX * 0.8); } } }
イベントプロダクション・グラフィックデザイナーを経て、2010年3月に株式会社アイデアクラウドを設立。近年、WEBから得た技術をベースに、プロジェクションマッピング事業をはじめとした先端事業をスタート。